はじめに
北アルプスのシンボル「槍ヶ岳」(標高3,180m)に登ってきました!
その鋭い山容から「日本のマッターホルン」とも呼ばれる名峰。
今回は私が選んだルート・アクセス方法・装備などをまとめます。これから挑戦する方の参考になれば嬉しいです

🌿 槍ヶ岳は、日本アルプス登山の憧れの象徴とも言える存在です。
登山初心者にとっては少しハードルが高いですが、計画を立てれば
十分挑戦可能な名峰です。
北アルプスのシンボルといえば、やはり「槍ヶ岳」。
鋭く天を突くその姿は、日本アルプスの中でも特別な存在感を放っています。
槍ヶ岳とは?
槍ヶ岳(やりがたけ)は、北アルプス(飛騨山脈)に位置する
標高3,180mの山で、日本で5番目に高い山です。
その鋭く尖った山頂の形から「日本のマッターホルン」とも呼ばれ、
登山者や写真愛好家から絶大な人気を誇っています。

この穴の中で播隆上人は槍ヶ岳に登るために、5日間も過ごしたと言われています⛰

概要
- 標高:3,180m(日本第5位)
- 場所:長野県松本市と岐阜県高山市の境界
- 山系:飛騨山脈(北アルプス)
- 別名:日本のマッターホルン


鋭く尖った先端はまさしく「日本のマッタンホルン」でした!!
- 達成感:最後の岩場を登りきって立つ山頂はまさに絶景。360度の大パノラマが広がります。
- 縦走の要衝:槍ヶ岳を経由して大キレットを越え、穂高岳へ縦走するルートは日本屈指の名ルートです。
- 四季の美しさ:夏の高山植物、秋の紅葉、そして残雪期の白銀の槍ヶ岳はどれも圧巻です。
登山ルート紹介
🔹槍沢ルート(最短コース)
- 上高地 → 横尾 → 槍沢ロッヂ → 槍ヶ岳山荘 → 山頂
- 定番で安心、2泊3日が目安
🔹 表銀座ルート(絶景稜線コース)
- 中房温泉 → 燕岳 → 大天井岳 → 西岳 → 槍ヶ岳山荘 → 山頂
- 稜線歩きが最高、3泊4日以上が理想
🔹 裏銀座ルート(静かな縦走コース)
- 高瀬ダム → 烏帽子岳 → 水晶岳 → 槍ヶ岳
- 健脚向き、4泊5日以上
アクセスとルート
今回の登山ルートは定番の槍沢ルートでした👇(最短で2泊3日コースです)
- 出発地:上高地→槍ヶ岳→上高地
- ルート行き:①上高地 → 横尾 → 槍沢ロッヂ(宿泊) →殺生ヒュッテ→ 槍ヶ岳山荘 (宿泊)→ 槍ヶ岳山頂
- ルート帰り:②槍ヶ岳山荘→上高地
- 日程:3泊4日
上高地から横尾までは比較的なだらかな道。
梓川沿いを歩きながら、穂高の山々を横目に進む爽快なコースです。
横尾を過ぎると登山道らしくなり、槍沢へと入っていきます。
今回かかった費用内訳
- 宿泊代 108,000円
- フェリー代往復 83,690円(門司港発→大阪南港/神戸港→門司港)(マイカー乗車)
- 交通費 約40,000円
- 食事代 約25,000円
- 雑費 約24,000円
合計 280,690円
1日目:上高地〜槍沢ロッヂ

- さわんどバスターミナル直ぐ駐車場があります。ここからは環境保護のため、一般車両は通行止めとなっております。駐車場に車を停めます。(駐車料金:一日800円)
- さわんどバスターミナルから上高地へはバスで移動です。往復券を券売機で購入します(往復2800円)

- 上高知までの所要時間 バスで32~33分ほど。
午前中に上高地を出発

梓川と美しい自然。
この日は西糸屋山荘へ宿泊。

ランチも提供されてて美味しい!



ちなみに夕食はこんな感じの会席です!ボリュームあって美味しい!

テーブルに最初に並べられています。

次から次にお料理が運ばれてきます。ご飯はおひつに入っていました。

揚げ物、焼き物、煮物、フルーツ、御新香などなど。
どれも手作りされているようで、上品なお味のものばかりです。


山荘と言っても上高地の宿は、旅館並の快適さです!
お布団は中居さんが敷きに来てくれて、フカフカのお布団で休めます。
お部屋からは夜、鈴虫の鳴き声が聞こえてきて、標高が高いので朝晩はヒンヤリしています。

朝食はお弁当にしてもらいました。


手作りのお惣菜がたくさん入っていて大満足です!糸屋山荘はお料理がすごいです!
美しい梓川と森林に囲まれた道はまさに「山旅の序章」

徳沢園で休憩します。


店内はおしゃれです。軽食が食べられます。


ピザはチーズがとろーりでピザ生地も小麦の味が美味しかったです!1860円でした!


スパイシーで辛さは程よい感じで最高の一杯でした!1050円でした!
美しい自然です。川の水がとてもきれいなんですよ。

ここを歩いていきます。気持ちーい!

小雨が降ってきたので、ザックにレインカバーをしレインウエアーを着ます。

山では装備がとても大切になってきますね

横尾キャンプ場です

ここから本格的な登山道へと入っていきます。

槍ヶ岳の矢印の方へ進みます👈

ここからは美しい北アルプスの美術館をご堪能下さい








槍沢ロッジに到着しました。今晩はこちらで宿泊します。

本格的な山小屋です。
個室はありがたいですね。
槍沢ロッジ予約はいつからできる?
- 宿泊予定日の一か月前からできますよ
- 個室は別途12000円必要です。
- お風呂は沸かし湯に入れます。シャワーは無いので湯舟のお湯を大切に使います。
- 注意事項:石鹸・シャンプーは使えません(環境保護のためです)
- もちろん歯磨き粉も使えません

「SOLADEY 5」 は今回持参した歯ブラシです
歯磨き粉を使わなく手も歯がすっきりしました



(唐揚げ・鯖の煮つけ・かぼちゃの煮物・サラダ・ご飯・お味噌汁・ご飯)どれもとても美味しかった!
2日目:槍沢ロッヂ〜槍ヶ岳山荘
日が昇る前に出発です

遠くに見える尖がりに登ります。神々しい凛々しい姿🏔

この道を登っていきます。まだ歩きやすい👣

9月上旬の北アルプスは紅葉が始まっていました🍁



ババ平に到着です

ババ平のテント場にはカラフルなテント

まだまだ槍の全貌は見せてくれませんね。

槍ヶ岳まで5㎞ですがこれからが本番です。

綺麗な景色を見ながら少しずつ標高を上げて行きます。

絶景を見ながら登れるのは疲れが軽減されますね。


染み出た水の量がすごいですね!冷たくておいしかったよ💧

日が高いところまで登ってきました🌄

大きな岩登りが続きます。まだ、槍の姿は見えませんね。


岩の間から水がにじみ出てきています💧

これからが標高がグーンと上がってきます。


槍ヶ岳の姿がだんだんと大きくなっていきます。登るしかありません。

絶景を横目に登っていきます。雪渓がありました!

今回は東鎌尾根を歩き槍ヶ岳山荘へ行こうと思います。

殺生ヒュッテまでの登りが急登でした。少しここで休憩していきます。

槍ヶ岳は姿をのぞかせていますが、まだまだこれからです。

トイレはバイオトイレです。200円ほど入れました。
テーブルとイスと自販機やお菓子などがありました。


高山植物がきれいに咲いています。

左端に見える赤い屋根の山荘が「槍ヶ岳山荘」です。まずは槍ヶ岳山荘まで歩きます。

槍ヶ岳の全貌が見えてきましたね!

振り返るとすごいところを歩いて来たようです。景色は最高に美しい!

ここからは梯子や鎖を登っていきます。

左後ろに赤い屋根の殺生ヒュッテが小さく見えます。
岩をよじ登る感じです。岩好きにはたまらないと思います。

槍ヶ岳山荘到着です。かなりガスっています。

目の前にそびえる槍の穂先を見て、ついにここまで来た!と胸が熱くなりました。
山の天気はコロコロ変化します。雲はあるものの、山頂目指して登れそうですね!

まずは、槍ヶ岳山荘で宿泊の受付を済ませます

ヘルメットのレンタルをしてありました。有難いサービスです。1~2時間ほどでレンタル料は500円です。
「ヘルメットレンタル申込書」に記入をして500円を渡してレンタルします。

マムートのヘルメットを渡してくれました。

山頂へは40~50分ほどかかりました。
最後の岩場は慎重に三点支持を意識して登る必要がありますが、しっかり鎖やハシゴが整備されています。





ようやく山頂に到着しました!風が強いので山頂では吹き飛ばされそうです。
山頂に立つと、360度の大パノラマ!穂高連峰、立山連峰、そして遠く富士山までも望むことができますが今回はガスっ
ていて富士山までは望むことはできませんでしたが大満足です。
槍の穂先から見る景色は一生忘れられません。

下山と振り返り

下山は同じルートを辿り、無事に上高地へ戻りました。体力的にはハードですが、その分達成感は格別。
槍ヶ岳は「また登りたい」と思わせてくれる山でした。
まとめ
槍ヶ岳登山は、北アルプスの魅力を存分に味わえる最高の体験でした。しっかりと準備と計画を立てて挑めば、初心者からでもチャレンジ可能な名峰です。次は大キレット縦走にも挑戦したいと思います。